住宅ローンに関してさまざまなサービスが登場していますが、中でも人気なのが疾病保障です。疾病保障とは、ガンや脳卒中、心筋梗塞といった大病を患った場合に住宅ローンの残高が0となる制度です。

万が一、住宅ローン利用者がお亡くなりになった場合には団体信用保険でカバーされるわけですが、この疾病保障は「大きな病気で働けなくなった時」にカバーされるわけで、利用者やご家族の安心感はかなり大きくなりますね。

特に住宅ローン利用者の年齢は40代から60代と徐々に大きな病気にかかり始める時期であり、より必要性が高いと言えます。

当サイトではそうした疾病保障付き住宅ローンにフォーカスして比較・検証していきたいと思います。

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住宅ローン選びのポイント1

住宅ローン選びの1つ目のポイントは、もちろん金利です。ただし大切なのは表面金利ではなく、実質金利ですね。いくら表面的に金利が低くても実質金利が高くては意味がありません。

たとえば保証料

保証料は慣習として銀行以外に系列の保証会社に支払うことになってきましたが、最近ではネット銀行などを中心に保証料を無料とするところが増えてきました。保証料は一般的に年0.2%ほどのコストとなりますので、これが有料か無料かで実質金利が大きく変わってきます。

また、フラット35などは、民間の住宅ローンが通常無料としている団体信用生命保険を有料としています。これが実質的に年0.3%ほどのコストになってきます。フラット35の金利が表面的に低いのにはこうした理由があるのですね。
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住宅ローン選びのポイント2

住宅ローン選びの2つ目のポイントは、冒頭ご案内した疾病保障です。疾病保障は住宅ローンを借りる方の年齢を考慮すれば「必須」と言えますが、これにはコストがかかります。ではいくらかと言うと・・・一般的には年0.3%というかなりの実質金利が加わるのですね!

しかしながら住信SBIネット銀行新生銀行のようにこうした疾病保障のコストを無料にする銀行も出てきました。実質金利が0.3%も変わるわけですから、その違いは大きいですよね。

疾病保障付き住宅ローンを選択される方は、こうした疾病保障が無料の住宅ローンを選択してください。
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住宅ローン選びのポイント3

住宅ローン選びの3つ目のポイントは、金利タイプ選びということになります。住宅ローン金利は固定期間が短ければ低く、固定期間が長ければ高くなるのが一般的ですが、では今選ぶべき金利タイプというのはどれでしょうか?

結論から言えば、今のオススメは変動金利タイプです。なぜなら固定期間が一番短いために金利も一番低いからですね。保証料や団体信用保険、疾病保障といったコストを勘案して最も実質金利が低い住宅ローンを選んでも、割高な金利タイプを選ぶと元も子もありません。実質金利に注目された方は変動金利タイプを選びましょう。

変動金利タイプの最大のリスクは金利上昇ですが、金融緩和が実施されている間は大きな金利上昇は起こりません。そしてその金融緩和はバブルが崩壊した90年代以降、20年以上に渡ってずっと続いてきているのですね。それはつまり20年以上、大きな金利上昇は全く起こらなかったことを意味します。

ちなみに日本の長期金利の推移を見てみると以下のとおりです。金利がずっと低位安定していることが分かります。金利が低い間に低金利メリットをしっかり享受しましょう。
長期金利推移グラフ
長期金利推移グラフ
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ではここで最新の疾病保障付き住宅ローン金利ランキングをチェックしてみましょう。
2024年10月の住宅ローン金利比較/人気ランキング 順位は実質金利を元に比較しています。
順位
銀行名
疾病
保障
保証
団体
信用
生命
保険
住宅ローン表面金利

実質金利
税込
借入
手数

繰上
返済
手数

(税込)
評判・
口コミ
公式
サイトへ
・疾病保障が有料の場合は
 +0.3%
・保証料がかかる場合は
 +0.2%

・団体信用生命保険料が
 有料の場合は+0.3%
・上段が実質金利、
 下段が表面金利
変動金利
(年利)

無料

無料

無料

最低金利!
0.698%

0.448%

2.20%
無料〜
33,000
評判・
口コミ

無料

無料

無料

最低金利!
0.420%

0.420%


50,000


※安心
パック
利用時
100,000

※変動は
2.20%

無料
評判・
口コミ

無料

無料

無料

最低金利!
0.479%

0.479%


2.20%
無料〜
33,000

税込
評判・
口コミ
×
有料

無料

無料

最低金利!
0.830%

0.530%

2.20%

無料
評判・
口コミ
×
有料

無料

無料

最低金利!
0.790%

0.490%
※最大
引下値


55,000

+2.20%
一部
無料
評判・
口コミ
住宅ローン
詳細は
こちら
×
有料
×
あり

無料

1.375%

0.875%


33,000
無料〜
5,000
評判・
口コミ
住宅ローン
詳細は
こちら
7

三菱UFJ
銀行
×
有料
×
あり

無料

最低金利!
0.725%

0.425%


33,000
無料〜
20,000
評判・
口コミ
住宅ローン
詳細は
こちら
8

三井住友
銀行
×
有料
×
あり

無料

最低金利!
0.925%

0.625%


33,000
無料〜
20,000
評判・
口コミ
住宅ローン
詳細は
こちら
9

三井住友
信託銀行
×
有料
×
あり

無料

1.575%

1.075%

33,000
無料〜
33,000
評判・
口コミ
住宅ローン
詳細は
こちら
10

三菱UFJ
信託銀行
×
有料
×
あり

無料

最低金利!
0.725%

0.425%


33,000
無料〜
20,000
評判・
口コミ
住宅ローン
詳細は
こちら
11

東京スター
銀行
×
有料

無料
2.20%
最低金利!
1.250%

1.050%

2.20%

無料
評判・
口コミ
住宅ローン
詳細は
こちら
12

みずほ
信託銀行
×
なし
×
あり

無料

2.975%

2.475%

33,000
無料〜
5,000
募集中 住宅ローン
詳細は
こちら

※いずれも2024年10月1日現在適用金利。年利。単位は%もしくは円。金利等は当サイト調べ。最新の金利については各銀行の公式ホームページを確認。
※auじぶん銀行:年利。変動金利は全期間引き下げプラン。それ以外は当初期間引下げプラン。保証付金利プランの場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定。審査の結果、保証会社を利用の場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途支払う保証料はありません。
※住信SBIネット銀行:住信SBIネット銀行または保証会社の審査結果によっては、表示金利に年0.1%〜0.3%上乗せとなる場合があります。また、借入期間が35年超の場合は年0.15%が上乗せとなります。新規借入の金利は物件価格の80%以下で住宅ローンを借入れの場合のものです。
※楽天銀行:借入額1,500万円の場合。
※りそな銀行:金利は毎月見直し。金利引下げ幅はりそな銀行所定の審査により決定。一部繰上返済はWEBコミュニケーションサービス「マイゲート」の利用が条件で無料。全額返済取扱いはできません。保証料は顧客負担0円ですが、事務取扱手数料55,000円(税込)、融資手数料借入金額×2.20%(税込)が必要です。いずれも詳細については公式ホームページを確認。
※三井住友銀行:表示金利は新規借入、保証料内枠方式で年0.2%上乗せした場合の金利であり、借り換えの場合、金利が異なります。保証料内枠方式の場合、保証料外枠方式に比べご融資利率が年0.2%〜年0.8%高くなります。
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今月の1位は
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行の住宅ローン

今月の1位は住信SBIネット銀行です。表面金利の低さに加えて、通常+0.3%くらいかかる全疾病保障が何と無料です!すごいサービスですね。こちらのサイトに来られた方のように、疾病保証をつけようと考えている方には最適な住宅ローンと言えそうです。

繰上返済も1円から一部無料でできてしまいます。すばらしいです。

加えて、キャンペーンにより3年固定タイプや5年固定タイプが大きく引き下げられているのも魅力と言えます。

今月の金利の中では表面金利も実質金利も最低水準ですね。

>>>総支払額シミュレーション


気になった方は詳細をご覧ください。

>>>詳しくはこちら

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住信SBIネット銀行住宅ローンの口コミ

・2021/11/9
 今回のコロナ騒ぎで疾病保障の大切さをより実感できた気がします。ここだと金利を上げずに疾病保障を充実させられるのでいいです。

・2021/10/5
 検討している間にキャンペーンが終わってしまったのは残念。

・2021/8/28
 販売会社が受けてくれるなら住信SBI銀行で借りたい。提携銀行が少ないのがネック。

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今月の2位は
新生銀行
新生銀行の住宅ローン

今月の2位は新生銀行です。表面金利がそもそも低金利であることに加えて、保証料無料、団体信用生命保険料も無料となっています。

また今月は、これから住宅を購入する場合、金利が0.05%優遇されるプログラムが提供されています。これを機会に検討してみるのもいいですね。

>>>キャンペーンについて詳しくはこちら


金利が徐々に下がっていく「ステップダウン金利」型も販売開始となったようですので、ご興味のある方は、新生銀行のサイトでは借入・借り換えシミュレーションも提供されていますので、まずは試算してみてはいかがでしょうか。

>>>総支払額シミュレーション


さらに、もしかしたら借入金利よりも重要かもしれないのが繰上返済の利便性ですが、新生銀行の場合、繰上返済がネットで1円から完全に無料でできてしまいます。繰上返済も視野に入れている方には最適な住宅ローンと言えそうです。

なお、新しく「安心パック」というサービスが追加され、これにより繰上返済した分、元本の返済を一時停止できる機能のほか、三大疾病や七大疾病に関わらず介護状態になった時、住宅ローンがゼロになる機能が提供されています。この費用は借入手数料に含まれていますので、疾病保障にご興味がある方にもオススメですね!

加えて、新生銀行の住宅ローンを借りるとプラチナ会員となり、定期預金の金利が優遇されたり、他の銀行あての送金手数料が毎月10回無料になりますね。振込手数料が1回あたり300円とすると月に3,000円、年間で3万6,000円オトク、ということとなりますね。こういう付加的なサービスを比較してみるとわずかな金利差以上のメリットがあります。気になった方は忘れないうちに、まずは資料請求してみてはいかがでしょうか。

>>>詳しくはこちら

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新生銀行住宅ローンの口コミ

・2021/11/3
 何度か口コミも見ましたが20年固定がかなり安いです。固定を探している人にはお勧めだと思います。景気が回復すると金利が上がると聞いたので安心優先で。

・2021/9/10
 SBIが新生銀行を買収したら住宅ローンはどうなるんだろ。

・2021/8/7
 金額が大きければ大きいほど手数料が固定なのでお得になる。自分はそれほどでもないけれど。

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今月の3位は
auじぶん銀行

ネット銀行として徐々に存在感を出し始めているauじぶん銀行ですが、ついに住宅ローンの販売を開始しました。満を持して参入しただけあって、金利水準もかなりの低金利となっています。今月は3位ですね。

通常の団体信用保険に加え、がんと診断されたら住宅ローン残高が半分となる「がん保障特約」が無料な点も魅力的です。

ネット銀行から住宅ローンを借りることに抵抗感がない方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

ちなみにauじぶん銀行の設立は新しいものの、親会社は三菱UFJ銀行KDDIであることからその信用力に全く懸念はありません

そのように考えると、三菱UFJ銀行から住宅ローンを借りようとされている方も、あえてauじぶん銀行から借りる、という手はありそうですね。

>>>詳しくはこちら

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auじぶん銀行の口コミ

・2021/11/7
 様子見してたら10年固定金利上昇していますね!あわわわ急いで申し込みました。コロナが収まると金利が上がるのでしょうかー

・2021/9/22
 仮審査申し込みだけでも結構面倒ですね。勤務先情報とか。までも金利を下げるためには仕方ないです。諦めずにがんばります。

・2021/9/11
 0.4%台ってすごいなと思ったら0.3%台も用意されていた。auに切り替えよう!

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今月の4位は
イオン銀行

大型ショッピングセンターで有名なイオン。そのイオングループの銀行がイオン銀行です。今月は4位ですね!

ショッピングセンター内にある利便性の高い銀行店舗が有名ですが、住宅ローンも意欲的で、特に変動金利や10年もの金利はかなり魅力的な水準となっています。

保証料が無料なので初期コストが安く、借り換えなどにもいいですね。

また住宅ローン利用者にはイオンでの買い物が毎日5%OFFに、お客さま感謝デーには10%OFFになる特典が付与されます。当初5年間の期間限定ですが、いつもイオンを利用されている方は毎月の利用額を計算してみると、かなりのメリットがあるかもしれませんね。計算してみてください。

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イオン銀行の口コミ

・2021/10/10
 借り換えを考えていますが来年1月まで金利が変わらなそうなので安心感があります。これから金利はどうなるんでしょ。やっぱり上がるんでしょうか。

・2021/8/31
 いい調子で残高が減ってきているので変動か10年で十分。ただ普通のネット銀行は収入基準が厳しそうなのでまずはイオンに申し込んでみた。15年前と比較して選択肢が増えていて良い。

・2021/7/25
 買い物割引があると知って、俄然興味を持ちました。金利も低そうだし申し込んでみようかなと思っています。

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今月の特集
りそな銀行

メガバンクの中では相対的に金利が低いのがりそな銀行ですね。これまではフラット35の条件がネット銀行並みに低いのが印象的でしたが、最近では通常の住宅ローン金利も大きく引き下げ、魅力が増しています。

特に借り換えには注力しており、新規借り入れの場合よりさらに金利を引き下げて、積極的に取り込んでいます。

メガバンクで借り換えをしたい方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

>>>詳しくはこちら

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りそな銀行の口コミ

・2021/10/2
 20年金利が低いイメージがありましたが優遇終わったのでしょうか。

・2021/8/8
 どの銀行も低いがりそなは三菱と並んでずっと金利が低いイメージがある。完済にむけてラストスパートだけれどメリットがでそうなら借り換えも検討してみたい。

・2021/6/25
 全くの素人なのでまずは話を聞いて勉強します。ネット銀行を使えるのは経験者だけなのではないでしょうか。

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今月のあとがき

当サイトに寄せられる口コミを見てみると、人気の住宅ローンについては「審査が厳しかった」「時間がかかる」という内容が散見されます。

銀行にもよるのだと思いますが、一般的には人気の住宅ローンはそれだけ金利が低いわけで、金利が低いということは銀行側から見ればあまり余裕がなく、審査が厳しくなるのも当然ですし、人気の銀行に申し込みが集中するのであれば審査や手続きに時間がかかるのも当然だといえます。

お気に入りの銀行が見つかればそうした傾向も考慮して「なるべく複数の銀行に」「なるべく早く」申し込むようにしましょう。

申し込むのはタダですし、銀行選びは審査に通ってからでも遅くはありませんね。

※ご意見・ご感想・口コミはこちらの投稿フォームからお願いします。よろしくお願いします!

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